50mmという屋号

カメラの道を目指した時、初めて買ったレンズの焦点距離、
標準的な入門レンズとして、手にした焦点距離。

気づくとそれから17年、この焦点距離の感覚をひたすら磨き続けていました、
一般的に人間の目に近い焦点距離といわれるレンズであり、誰もが日常的に見ている世界として
自分が見ている世界を覗いてもらいたい、また皆が見ている世界も覗いてみたいという初心の想いをコンセプトに掲げ、自分にとって、今も、そしてこれからのカメラ人生の自信の持てる焦点距離として、より一層感覚を深いものにしていきたいと思いました。

アナログよりもデジタルが先行する世界で、表現者として、より多くの先駆文化を残し、またその先に、たくさんの人に感動と勇気を与えられるような存在を目指すという思いを込めて、50mmという屋号名をつけさせていただきました。


2020年3月21日 佐藤匠

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